■“平和の大使”としての役割も
宮内庁関係者によれば、
「日本とシンガポールの外交関係樹立から40周年にあたる’06年、当時天皇皇后でいらした上皇ご夫妻が国賓としてシンガポールを訪問されています。現地では、日本庭園をご覧になったり、大統領夫妻主催の晩餐会に出席されたりしました。
それから20年後の60周年を迎えた今年、“天皇皇后両陛下が訪問されるような重要国”に、愛子さまがお一人で訪問することが検討されているわけです。2国間の緊密な関係もありますが、愛子さまの存在感に対する海外からの評価の高さが伝わってきます」
愛子さまの初めての海外公式訪問国であるラオスでは、国家副主席主催の晩餐会で堂々とスピーチされたことも記憶に新しい。
「今後、私たち若い世代が先人たちの歩みを受け継ぎ、両国の懸け橋となって、ラオスのチャンパーや日本の桜のように、美しい花を咲かせていくことができればと思います」(スピーチの一部)
前出の宮内庁関係者が続ける。
「愛子さまのラオスでのお振る舞いは、同国でも日本でも話題を集めました。両陛下も愛子さまを“天皇の名代”としてふさわしい皇族に成長した、と考えられているのは間違いないでしょう」
愛子さまのシンガポールご滞在は、1週間ほどになるとみられているが、どのような場所を訪問されるのだろうか。長年皇室番組を手がけてきた放送作家・つげのり子さんに聞いた。
「太平洋戦争中に日本がシンガポールに侵攻するといった、悲しい歴史もありました。
平和を希求されている両陛下には、愛子さまに“平和の大使”としての役割も果たしてほしいというお気持ちもあるのではないでしょうか。
訪れていただきたい場所としては、ユネスコの世界文化遺産にも登録されているシンガポール植物園があります。またシンガポール日本人学校は1912年設立と歴史も古く、上皇ご夫妻が皇太子ご夫妻だったときに訪問されています。
さらに愛子さまがお勤めの日本赤十字社とシンガポール赤十字社には深い交流もあります。そのシンガポール赤十字社が経営している『赤十字の家』は、同国では重度身体障害者のための唯一のホームで、障害者の自立した生活のためのサポートもしており、愛子さまも関心を抱かれるのではないでしょうか」
両陛下が“皇室の魂の継承者”に選ばれた愛子さま。愛子天皇の実現が危ぶまれているなかでも、新しい目標に向かってひたむきに走り出されている。
画像ページ >【写真あり】国際会議に異例のご臨席をされた愛子さま(他19枚)
