■外国公式訪問前に記者会見に臨まれる慣例が
平成の御代には、上皇さまと天皇陛下、秋篠宮さまが定期的に集まって語り合われる“頂上会議”が行われていた。
「令和になってお三方で集まられることはなくなりましたが、天皇陛下と秋篠宮さまがお電話で話し合われることがあるそうです。
ご遠慮もあるので、秋篠宮さまから陛下にお電話することはないそうですが、もともと仲がよいご兄弟ですので、腹蔵なくお話しになっていると思います」(前出・知人)
皇室の転換期が迫るいま、天皇陛下と秋篠宮さまが協議されていることとは。ある宮内庁関係者によれば、
「いま宮内庁内で期待が集まっているのは秋篠宮さまのご発言です。陛下や秋篠宮さまが自らのお考えを示される場は限られています。しかし秋篠宮ご夫妻は8月中旬にパラグアイを公式訪問される予定で、慣例では7月末以降に記者会見に臨まれます。その場で、高市政権に苦言を呈するようなおことばを述べられるのではないかといわれているのです」
前出の秋篠宮ご夫妻の知人もこう話す。
「皇室の方々は“政治的な発言”を控えられています。しかし秋篠宮さまは’24年11月の会見で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案についてこう述べられています。
『該当する皇族は生身の人間なわけで、その人たちがそれによってどういう状況になるのか、そのことについて私は、少なくとも、そういう人たちを生活や仕事の面でサポートする宮内庁の然しかるべき人たちは、その人たちがどういう考えを持っているかということを理解して、若しくは知っておく必要があるのではないかと思っております』
これは“皇族は生身の人間”発言として、大きな注目を集めました。今回は“女性皇族の未来の生活を理解したうえでの改正なのか”といったことをあらためて発信されるのではないでしょうか。
また陛下の『国民の皆さんの理解を得られるものを』といったおことばから一歩踏み込んで、“国会の議論は、国民の声を反映したものなのでしょうか”と、疑問を呈される可能性もあります。この皇室の一大事に、どのような発言をするべきか、秋篠宮さまは陛下と慎重に検討されていることでしょう」
兄弟共闘によってなされる秋篠宮さまのご発言は、いわば陛下のおことばをも無視し続ける高市政権への“逆襲策”ともいえるものだ。
「陛下にとっても“国民の理解”を求めたにもかかわらず、議員定数削減法案の撤回などを政治的な駆け引きに使い、議論もおざなりにして猪突猛進する高市政権の手法は、看過できるものではないと思います。
陛下が、愛子さまを将来の天皇にと考えていらっしゃるかについてはわかりません。ただ国民から女性・女系天皇を望む声が高まっている以上、“その声を受け止めて、きちんと議論すべき”と判断されていると思います。
皇室典範改正案には“安定的な皇位継承策を引き続き検討する”などとした付帯決議が盛り込まれています。陛下と秋篠宮さまのご共闘により、国民的な議論が活発になることで、“愛子天皇への灯”が燃え上がる可能性も残されています」(前出・宮内庁関係者)
陛下と秋篠宮さまが練られている“ご発言”は、皇室を取り巻く暗雲を払うことができるのか。
画像ページ >【写真あり】「まるで能面のよう」と、地方ご公務でのご様子に心配の声があがった秋篠宮さま(他14枚)
