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目前に迫った新元号「令和」への改元。さらに、来年には東京オリンピック・パラリンピック開催と大きな節目を迎える日本。これをきっかけに、解決しなければならない問題も山積みだ。

 

そのなかでも大きな課題の1つが、“けむハラ”対策。紙巻たばこの副流煙は吸わない人にもニオイなどの悪影響を与え、社会問題化。職場や家庭内の“空気”に深刻な影響を与えている。

 

国の対策も本格化している。昨年7月に改正された健康増進法によって、20年4月から飲食店やホテルといった施設内での喫煙は原則禁止に※。喫煙者への目はますます厳しくなっていくばかりだ。(※個人の自宅やホテル等の客室など、人の居住の用に供する場所は適用除外)

 

しかし規制の届かない家庭内での対策は、個人任せというのが実情。夫の“けむハラ”に苦しむ妻は後をたたない。さらにその影響は、同じ“家族”の一員であるペットにまで広がっているようだ。

 

神奈川県に住む主婦・町田さん(仮)はこう語る。

 

「外で吸えないぶん、家にいるときはいつも夫が紙巻たばこを吸っているんです。洗濯物にニオイがついたり、家のなかの空気が日に日に澱んでいるような気がして。また最近猫を飼いはじめたのですが、リビングに寄ってこないんです。夫がたばこを吸っているため、ニオイを嫌がっているのかもしれません。たばこの火を消し忘れて猫がヤケドでもしないか気が気じゃなくて……」

 

そんななか、加熱式たばこが注目を集めている。加熱式たばこは、燃やさず加熱することで煙ではなく蒸気が排出される。そのため洗濯物へのニオイ移りや消し忘れによる火事といった問題も解消できるとして、利用者が増えているのだ。

 

さらに最近では、「Nо!けむハラ」と呼ばれる活動も徐々に広がりを見せはじめている。「Nо!けむハラ」とは、喫煙者の煙によるハラスメントに対してはっきりと意思表示をすること。そうした動きも、煙の出ない加熱式たばこへの理解を深めるきっかけとなっている。前出の町田さんも声をあげた1人だ。

 

「私に怒られた主人が会社の同僚に相談したところ、加熱式たばこを勧められたそうなんです。最初は『なんで禁煙してくれないの……』と思っていたのですが、洗濯物などにニオイもつきにくいので意外とすぐに私も慣れました。猫への副流煙の心配や消し忘れの危険もないですし、主人もリラックスしてリビングで使っています」

 

これから様々な変化が訪れる令和の時代。紙巻たばこの煙に別れを告げるときも、すぐそこかもしれない――。

 

「No!けむハラ」の活動はこちらでチェック!
https://www.nokemuhara.jp/

 

提供:フィリップ モリス ジャパン

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