(写真・神奈川新聞社)
飲料メーカーのカルピス(本社・東京都渋谷区)から相模原市に寄贈された日本を代表する現代美術家・岡本太郎氏の壁画「初恋」が、3月8、9の両日、同市南区の相模女子大学グリーンホールで一般公開される。
「初恋」は、市の企業誘致第1号となった同社相模工場(同市中央区淵野辺)の建設を記念し、同社創業者の三島海雲さんが親交のあった岡本氏に制作を依頼。工場と同じ1961年に完成した縦240センチ、横444.5センチのタイルのモザイク画。
昨年12月に同社から寄贈を受けた市は、専門業者に依頼し洗浄や修復を行い大ホールのロビーに設置するが、大ホールは普段は有料コンサートに使われるため、広く市民に親しんでもらおうと一般公開で市民にお披露目する。
両日とも公開時間は午前9時~午後8時。
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