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(写真・神奈川新聞社)

自民党の小泉進次郎農林部会長(衆院11区)は9日の農林水産委員会で、環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意などを踏まえ、「農政新時代」をキーワードに、環境変化に耐え得る強い農業を目指すよう提言した。

農業者の主力が70代と高齢化している現実を指摘し、「若い世代が見向きをしない分野になっている。女性や企業などが新規参入しやすい環境づくりが大切」と主張。ブロック別の乳価の公表や、より廉価に生産資材を提供する農協の役割など、「情報公開を進めることが農業者の武器になる」と訴えた。森山裕農相は「農家の情報共有は大事」と応じ、ブロック別の乳価公表に努める考えを示した。

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