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(写真・神奈川新聞社)

約2万5千人のランナーが港町を駆け抜けた「横浜マラソン2016」。大会を支えたのは、昨年の第1回大会より約900人増員された約7400人のボランティアだった。受け付け誘導や給水、コース監察、救護などさまざまな役割でランナーをもてなした。18カ所の給水所でダンスや音楽など趣向を凝らした「給水パフォーマンス」も盛り上げに一役買った。

「ナイスラン! あと少し頑張れ」。フルマラソン最終給水所となった象の鼻パーク前(横浜市中区)。ペースが落ち、顔をゆがめるランナーに沿道のボランティアや観客から盛んに声援が送られた。

給水業務に当たっていた都内在住の柴崎和利さん(53)は昨年の大会にランナーで参加。東京マラソンの出場経験もあるが、横浜マラソンは「ボランティアの力」を実感したという。「応援の後押しがあって完走できた。今年はその恩返しをしたい」と笑顔でランナーに接していた。

給水パフォーマンスで昨年に続き好評だったのは、バーテンダーによるカクテルの提供。ランナーが飲みやすいよう、横浜をイメージした青色で爽やかなオレンジ風味のノンアルコールカクテル6千杯分を用意、約1時間半でなくなったという。日本バーテンダー協会の有田王城・県本部長は「横浜マラソンの風物詩にしたい」と話した。

人生初のフルマラソンを完走した同市神奈川区の会社員柿山喬さん(33)は「最後は足がパンパンで上がらなくなったけど、(残り約2キロの)山下公園からの応援に勇気付けられた。来年も走りたい」と爽やかな笑顔を見せた。

神奈川新聞社は13日、横浜マラソンの開催を受け、号外を発行した。

ゴール地点となった横浜・みなとみらい21(MM21)地区のパシフィコ横浜周辺などで計約6千枚を配布。走り終えたランナーらが「記念になる」と手に取った。