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(写真・神奈川新聞社)

在日コリアンに対するヘイトスピーチを繰り返している男性が5日、川崎市中原区の中原平和公園周辺で計画していたデモは、出発直後に中止となった。ヘイトデモによる人権侵害を未然に防ごうと千人規模の市民らが声を上げ、体を張って道をふさぎ、県警が状況を伝えたところ男性が自ら中止を決めた。

デモには約40人が参加した。中原署によると、午前11時半から午後0時半までの間、公園を出発して武蔵小杉駅に向かって行進する予定だった。

午前10時半ごろからデモ参加者が集まり始めると、ヘイトスピーチに反対する市民らが抗議の声を上げ、公園に近寄らせなかった。デモ隊はプラカードを掲げて10メートルほど進んだものの、差別に反対する100人近くが車道に座り込み、行く手を阻止。警備に当たっていた県警が「デモを続けるには大変危険な状況にある」と男性に告げたところ、本人が中止を決めた。