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(写真・神奈川新聞社)

埼玉県富士見市のマンションで2014年3月、横浜市磯子区の男児=当時(2)=の遺体が見つかった事件で、殺人などの罪に問われたベビーシッター男性の裁判員裁判の初公判が10日、横浜地裁で開かれた。被告は「殺害はしていません」と殺人罪を否認した。

被告は男児を窒息死させたとする殺人罪のほか、当時9カ月の男児の弟を重度の低血糖症にしたとする保護責任者遺棄致傷罪、別人を装って男児と弟を連れ去ったわいせつ誘拐罪、20人近くに及ぶ幼児の裸の画像を撮影したとする児童ポルノ製造などの罪に問われた。弁護側は「殺人罪、保護責任者遺棄致傷罪は成立しない」と主張。また、画像の撮影を認める一方で、わいせつ行為を否認し、起訴内容の大半を否認した。

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