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(写真・神奈川新聞社)

三浦市南下浦町金田の金田漁港で21日、県水産技術センター(同市三崎町城ケ島)の職員が育ててきたトラフグの稚魚が放流された。漁業者の経営安定化を狙い、ふ化から約2カ月半かけて4~5センチまで育った稚魚約1万7,500匹が海に放された。

 

稚魚は1年半で約40センチの大きさになるという。同センターは「トラフグが県の名産の一つになれば」と話している。14、19、20日に横須賀市内でも行われており、計4日間で計約3万2500匹が放流された。

 

2003年度に長井漁港(横須賀市)で約1トンのトラフグの水揚げがあったことから地元の漁業者が放流を開始。同センターも08年から本格的に種苗生産・放流を始めた。

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