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(写真・神奈川新聞社)

藤沢市の江の島で29日から、夜間の車両の乗り入れ規制が“復活”する見通しとなった。スマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の利用者が殺到しているためで、騒音やごみのポイ捨てなど住民の生活に大きな影響が出ているという。

 

島と対岸を結ぶ江の島大橋は午後10時から翌日早朝まで、車両の通行規制が敷かれている。しかし、ここ数年は車道に設置されたゲートが実際に閉められたことはなく、事実上、車の通行は黙認されていた。

 

22日のポケモンGOの配信以降、昼夜を問わず利用者が殺到。島内に数カ所のポケストップ(アイテム獲得場所)があるためで、とりわけ夜間の影響は大きく、市や市観光協会などはゲートの閉鎖を再開し、並行する歩行者専用橋についても職員を配置して利用の自粛を呼び掛けることを決めた。

 

また、島内の商店街に多くの人が滞留する状況が続き観光客の往来の妨げになっていることから、商店街側は開発会社に商店街内のポケストップの削除も要請した。

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