(写真・神奈川新聞社)
茅ケ崎市の写真愛好家でつくる「写団えぼし」が今年で40周年を迎え、記念の写真展がJR茅ケ崎駅北口の茅ケ崎市民ギャラリーで開かれている。会の名前の由来でもある烏帽子岩を収めた作品など60点を展示している。18日まで。
えぼしには現在、アマチュア写真家10人が在籍。年間10~15回ほど撮影会を行い、月に1回の例会ではプロに講評してもらい技術を磨いてきた。
2年に1度のペースで発表会も開き、今回は40周年記念と銘打って企画。「えぼし」をテーマとする課題部門では、烏帽子岩のさまざまな情景を捉えた写真が目立ち、朝焼けに染まる幻想的な雰囲気などを切り取った。また会員が自信作を厳選した自由部門では、自然の荘厳さや人物の表情などを収めた作品が並び、来場者が見入っていた。
同会の会長は「結成当初は世相を反映したような社会的な作品が多かったが、最近は花鳥風月や風物詩をモチーフにした写真が多く、40年の月日が感じられる」と話していた。
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