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(写真・神奈川新聞社)

相模原市は13日、市内で特定外来生物のゴケグモ属の一種が見つかったと発表した。ゴケグモは攻撃性はないが、毒を持つものがあるといい、注意を呼び掛けている。

 

市によると、小学校低学年の男子児童が9日、自宅近くの住宅敷地内(同市南区上鶴間本町)で体長約1・5センチで薄茶色のハイイロゴケグモに似たクモを発見。市が環境省を通じて個体を確認したところ、種の特定には至らなかったがゴケグモ属の一種で雌であると推定されるという。

 

県内を含む国内では近年、オーストラリア原産のハイイロゴケグモやセアカゴケグモが確認。海外からの貨物などと一緒に国内に侵入してきたと考えられている。

 

ハイイロゴケグモやセアカゴケグモは雌に毒があり、かまれると痛み、重症化することもあるという。市は「素手で捕まえたり、触ったりしないようにしてほしい。万一、かまれた場合はすぐに医療機関に相談を」と呼び掛けている。

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