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(写真・神奈川新聞社)

慶応大学の学生団体「広告学研究会」に所属する複数の男子学生が9月、葉山町の合宿施設で同大学の女子学生に集団で性的暴行を加えた疑いがあるとして、県警が捜査していることが13日、捜査関係者への取材で分かった。

 

 

同団体は「ミス慶応コンテスト」を主催。捜査関係者や同大広報室によると、学生らは9月2日に同施設で懇親会を開いていたが、女子学生はこの時に被害を受けた疑いがある。

 

 

同大広報室によると、女子学生から「性的暴行を受けた」との相談を受け、大学側は関係したとみられる男子学生らから複数回にわたって事情を聴いたが、主張がそれぞれ異なっていたため、「事件性を確認するには至らなかった」としている。女子学生には「警察でなければ捜査できない」と伝え、女子学生から県警に被害届を出したことを伝えられたという。

 

 

同大は今月4日、この懇親会で複数の未成年者が飲酒していたなどとして、同団体に解散を命じた。今後については「捜査などの推移を見守りつつ、厳正な対処を行う」としている。

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