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(写真・神奈川新聞社)

 

地元発祥のファッションアイテム「スカジャン」を着て、横須賀をPRしようと、横須賀市の女性職員3人のユニット「Yokosuka ガールズ」が結成された。11日から公開される市のプロモーションビデオ(PV)に主演し、地域の名所を舞台にオリジナル曲を歌って踊る。

 

メンバーは、観光企画課の浦田百合香さん(27)、広報課の臼井緑さん(26)、商業・市街地振興課の吉田愛美さん(31)。活動は、市観光情報サイト「ここはヨコスカ」などで見られる約5分間のPV内に限定される。

 

スカジャンは、戦後、横須賀に駐留した米兵がジャケットに和柄の刺しゅうを入れたのが始まり。近年、世界的ファッションショーのパリ・コレクションで登場するなど注目を集めていることから、発祥地・横須賀の集客アイテムとして選ばれた。

 

PVは、スカジャンを着ていると参加32店舗でサービスが受けられる「スカジャン割」キャンペーンに合わせて制作。どぶ板通り商店街、三笠公園などで撮影され、明るくポップなオリジナル曲「Yokosuka ガール」にも「春の懐かし京急線」など、地域色あふれる歌詞がちりばめられる。メンバーは「PVが広まって横須賀の活性化につながれば」と意気込んでいる。

 

スカジャン割は、11日から3月26日まで。期間中は、市観光案内所「スカナビi」(同市若松町)でスカジャンの無料貸し出しも行われる。問い合わせは、市観光企画課・電話046(822)8294。

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