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(写真・神奈川新聞社)

 

横浜の映画ファンが中心となって運営する映画の祭典「第38回ヨコハマ映画祭」の表彰式と受賞作の上映が5日、横浜市中区の関内ホールで開かれた。三浦友和さんら銀幕スターが表彰台に登場し、約1,100人が映画人の活躍に拍手を送った。

 

作品賞は、戦時中の女性の日常を描いたアニメ「この世界の片隅に」が受賞。同作品で声優に挑戦し、審査員特別賞が贈られたのんさんは「今まで戦争作品には目を背けていたけれど、役を通して、戦争を身近に考えることができた」と語った。映画「淵に立つ」で主演女優賞に輝いた筒井真理子さんは、「映画を愛する方々から賞を頂けて本当に感謝しています」とあいさつした。

 

家族の愛憎を描いた映画「葛城事件」で主演男優賞を受賞した三浦友和さんは「10年に1度の作品に出合えた。31年ぶりにヨコハマ映画祭の舞台に帰ってこられてうれしい」と笑顔。撮影賞など計6冠に輝いた作品「ディストラクション・ベイビーズ」で主演男優賞を受賞した柳楽優弥さんは、「メンタルや演技力を鍛えて、またここに戻ってきたい。役者バカになりたい」と、涙を浮かべながら語り、会場からは大きな拍手が送られた。