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(写真・神奈川新聞社)

 

川崎市立川崎総合科学高校出身の3人組ロックバンド「SHISHAMO(ししゃも)」が21日、同市役所に福田紀彦市長を表敬訪問し、地元に凱旋(がいせん)した。昨年1月に武道館ライブで9千人を動員するなど、10代を中心に人気の同バンドは、「来年の夏に等々力陸上競技場でコンサートを開きたい」と夢を語った。

 

メンバーは、ギター・ボーカルの宮崎朝子さん(22)、ベースの松岡彩さん(21)、ドラムの吉川美冴貴(みさき)さん(22)で、いずれも市内在住。今月22日に4枚目のアルバム「SHISHAMO 4」を発売するのに合わせた訪問だが、CMなどでテレビの露出も増えており、福田市長は「川崎への愛を前面に出していただいていて感謝している」と喜んだ。

 

CMでも流れている収録曲「明日も」は、川崎フロンターレのサポーターを歌った曲で、ミュージックビデオは、ホームの同競技場で今月3日に撮影。3人ともチームのファンで、来月5日のフロンターレのホーム開幕戦では始球式に登場する予定だ。小中高校生の時にサッカーをしていたという吉川さんは「憧れのピッチに立てるのは夢のよう」と話し、3人で練習しているという。

 

バンドは2010年、同校軽音楽部で「柳葉魚(ししゃも)」として結成。「漢字で書くとかっこいいが、読むとかわいいので名付けた。でも誰も読めないので(漢字から)変えました」と宮崎さん。

 

13年に同校を卒業するとともに本格的にバンド活動をスタートし、メンバー1人も交代した。軽快なリズムとボーカルのかわいい歌声、それに「漫画や小説のように、想像して物語を書いている」(宮崎さん)という歌詞が若者らの共感を呼んでいる。

 

宮崎さんは「生まれも育ちもずっと川崎。川崎代表のロックバンドとして頑張っていきたい」と笑顔で語った。