image
(写真・神奈川新聞社)

 

川崎市川崎区池田1丁目の京急線「京急川崎第1踏切」(遮断機、警報器付き)で、男性2人が快速特急電車(8両編成)にひかれ死亡した事故で、川崎署は16日、踏切内に取り残された高齢男性を救出しようとしてひかれたとみられる男性について、横浜銀行幹部行員の男性(52)=横浜市鶴見区=と確認した。もう1人の男性は70代とみられ、同署は身元の確認を進めるとともに、事故の詳しい状況を調べている。

 

同署によると、70代の男性が踏切を渡ろうと中に入った後、遮断機が下りて立ち往生。行員の男性は声を掛けた後、踏切内に入り、腰の辺りに手を回して助けようとした。行員の男性は踏切を渡り終えた後、男性が踏切内に取り残されたのに気付き、救出に向かったとみられる。

 

現場は京急線八丁畷駅に隣接し、横浜市鶴見区との市境まで約400メートル。

関連カテゴリー: