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(写真・神奈川新聞社)

 

京浜急行電鉄(東京都港区)が、新たな観光事業で三浦半島エリアの活性化を狙う。観音崎京急ホテル(横須賀市)はホテル並みのサービスを受けながら、手軽にキャンプを楽しめるグランピング施設「snow peak glamping(スノーピークグランピング)京急観音崎」を6月9日、オープンする。東京湾を望む景観を利した新スタイルのアウトドア体験で、主なターゲットは20~30代の若者だ。

 

京急グループとアウトドアメーカーのスノーピーク(新潟県)が提携した。グランピングとは、「グラマラス」と「キャンピング」を合わせた造語で、大自然の中で充実したサービスを受けることができるのが特徴。ヨーロッパ発祥で、最近は国内でも人気が高まっているという。観音崎京急ホテルのシェフが葉山牛など地元食材を使った料理を屋外デッキで提供するほか、屋外宿泊もできる。

 

京急電鉄はリゾートホテルなどの観光事業を展開するが、三浦半島の人口減少や高齢化などで交流人口が伸び悩む。同社は「今後も京急沿線である三浦半島エリアに、国内外から観光客に来ていただけるような魅力づくりに一層力を入れていきたい」と話した。

 

スノーピークグランピング京急観音崎は計3室。基本プランは1泊2食付き(夕・朝)で日曜・平日は1人2万5千円~、土曜・休前日は1人2万9,500円~。予約は同施設・電話046(841)2525。

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