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(写真・神奈川新聞社)

 

情報処理のアイネット(横浜市西区)は7日、横浜市と連携して保育施設検索サイト「働くママ応援し隊」を開設した。同市が収集・開示している市内の保育施設のオープンデータにアイネットが収集した情報を加味し、保育施設を探す父母の利便性を高める工夫を凝らした。

 

掲載対象は、横浜市内の認可保育所や認定こども園、市に届け出済みの認可外保育施設などで、現時点で1400施設を超える。所在する区ごとや最寄り駅、施設名から検索でき、一部を除き開所時間や入所状況などの基本情報を確認できる。掲載施設の約3割については、アイネットが独自に情報収集し、施設の写真やPR、障害児保育やアレルギー対応の有無などの情報も掲載されている。

 

アイネットと横浜市は2014年から、オープンデータを活用した子育て支援に関する情報発信で共同研究を進めていた。保育所探しに苦労した同社の女性社員の提案もあり、サイト開設につながった。

 

7日の定例会見で林文子市長は「共同研究をさらに進めたい」と述べ、アイネットの梶本繁昌社長は「今後も市と協力し、保護者が必要とする情報を充実させたい」とした。

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