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(写真・神奈川新聞社)

 

JR東神奈川駅と京急線仲木戸駅の間にある「かなっく広場」(横浜市神奈川区)で、アガパンサス(南アフリカ原産の多年草)の花茎30本以上がへし折られ、花壇に投げ捨てられているのが見つかった。手入れする団体のメンバーは心ない行為に胸を痛め、再発防止に乗り出した。

 

地元住民らで構成するボランティア団体「ハマロード・サポーター」のメンバー(52)によると、高さ50~60センチに伸びた18本の花茎が折られ、あたりに散乱しているのを5日に確認。12日までに、さらに14本が被害にあったという。

 

広場の花壇には、間もなく青紫色などの花を咲かせるアガパンサス500~600本が植えられている。肥料や水やりなどをしながら、株数を増やしてきた同団体は、再発防止を訴える看板を設置。近くの交番などにも相談し、見回りも行われているという。

 

メンバーは「梅雨の時期に見事な花を咲かせるのを楽しみにしている人も多い。一生懸命に育ててきただけに、花を傷つけるのは絶対にやめてほしい」と呼び掛ける。

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