(写真・神奈川新聞社)
鎌倉市内の小さな和雑貨卸会社が、兵庫県豊岡市の城崎温泉とコラボし、安産・子宝祈願のオリジナルお守りを企画した。独特の音を奏でる鈴で、豊岡市が野生復帰に取り組むコウノトリのイラストをあしらった。
お守り「コウノトリの福音鈴」は先月から、豊岡市の「温泉寺」と浴衣専門店で販売されている。真鍮(しんちゅう)製の鈴の内部で鉄製の球が転がり、シャラシャラと優しい音がする。
鎌倉市大船の和雑貨卸「エムズクリエーション」が企画に携わった。増田邦彦社長(37)が以前から手掛けていた福音鈴を、地方創生プロデューサーの新原光晴さんが気に入り、コラボを持ち掛けたという。
コウノトリの柄にちなんだ安産・子宝のお守りとして、一つ一つ温泉寺で祈祷(きとう)を受けた。パッケージには御朱印も書かれている。増田社長は「全国にいる子宝や安産を願う人たちに広まっていけばうれしい」と話し、関東での販売も視野に入れている。
1個1,620円(税込み)。問い合わせは、ゆかた専門店いろは・電話0796(32)0168。
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