(写真・神奈川新聞社)
県北地域で最大級の夏祭り「上溝夏祭り」が22、23日、相模原市中央区の上溝商店街通りで行われた。本宮に当たる23日は古くから伝わる各地区自慢のみこしを激しく揺さぶる「みこしもみ」が披露され、集まった観客を魅了した。
相模原の夏の風物詩でもあり、江戸時代末期から続く伝統の祭り。本宮では氏子回りを終えたみこし19基と山車8基が、夕刻に上溝本町交差点付近に集結。歩行者天国となった通りをにぎやかな掛け声とともに何度も行き来した。日が暮れるとみこしの提灯(ちょうちん)に明かりがともされ、勇壮さに華やかさが加わり、街は熱気であふれた。
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