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(写真・神奈川新聞社)

 

横浜市長選で再選を果たした林文子市長(71)に対する歓迎セレモニーが3日、市役所で開かれ、林市長は「市民の幸せ、将来の持続的成長のために頑張ろうと改めて決意した」と30日からの3期目に向けて抱負を語った。

 

午前9時、ピンク色のスーツ姿で登庁した林市長は花束を受け取り、祝福に訪れた市職員や市民ら約2千人(市発表)に「改めて責任の重さを感じている」などとあいさつ。市会議長や副議長、各会派へのあいさつ回りでは、「二元代表制を大切にし、厳しくご指導いただきたい」と述べた。

 

市幹部職員に対しては、「選挙中、市民から高齢化の進展や子育て教育、大地震などを心配する声を聞いた。次期中期4カ年計画で取り組みたい」などと訓示した。

 

会見では3期目の政策について、市立中学校で導入している横浜型配達弁当「ハマ弁」の値下げや、公約に掲げた小児医療費助成拡充について、2018年度予算案に関連費用を盛り込む方針を示した。

 

中学校給食については「相当数希望があったのは事実。これまで市は家庭弁当を基本としてきたが、保護者の希望に合った形で選べるよう周知する」と説明し、来年度中にも「ハマ弁」を給食並みの300円台に値下げしたいとした。

 

小児医療費の助成拡充については18年度にシステム改修などの検討や医師会との調整などを行い、「19年度くらいから実施できれば」と述べた。

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