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(写真・神奈川新聞社)

 

平塚市産の梨を守るべく栽培を続けている市内に3軒ある梨園が、出荷の最盛期を迎えている。親子2代にわたって営んでいる「横山果樹園」(同市上吉沢)でも甘い香りが園内を漂い、みずみずしい逸品を求めるファンが足を運んでいる。

 

約1ヘクタールで10品種を栽培する同園では、主品種の幸水や新水、豊水、あきづきなどが9月中旬まで順次出荷される。ことしは空梅雨で雨量が少なく、全体的に小ぶりというが、5日に初出荷した新水は糖度が15度と例年に比べて甘いという。

 

より多くの日照を確保するため防鳥ネットを使用しないなど、2代目の横山篤正さん(39)はおいしさを追求する。最近は夏らしい日差しに恵まれないため、「曇りがちの天候はシーズン後半に取れる品種に影響する。朝からカラッと晴れてくれるといいですね」と願っていた。

 

「平塚の梨」は、各農園の庭先販売所、もしくはJA湘南の大型農産物直売所「あさつゆ広場」などで販売される。問い合わせは、JA湘南営農販売課・電話0463(58)7799。