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(写真・神奈川新聞社)

 

横浜市緑区の玄海田公園で、園地の除草作業に2頭のヤギが奔走している。市公園緑地管理課によると、市内の公園で除草作業にヤギを導入するのは初めて。担当者は「二酸化炭素(CO2)の排出削減につながる。愛着を持って見守って」と話し、名前を公募している。

 

ヤギを使うことで、エンジンの付いた除草器具を使わず、取り除いた草を車で運搬したり焼却処分する必要もないため、CO2排出削減効果があるという。

 

2頭はともに生後8カ月のオス。7月下旬から雨天以外の日中、遊具広場に隣接する約200平方メートルの草地でリードを付けて飼っている。セイタカアワダチソウやクズを食べ、フンも肥料になっているという。同公園では「すでに子どもたちの人気者。環境教育にもつながる」という。

 

名前の公募は27日まで。9月3日午前10時半から、お披露目会が開かれる。問い合わせは、同公園管理事務所・電話045(986)0986。

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