(写真提供:ケン・コーポレーション/神奈川新聞社)
横浜市は8日、横浜・みなとみらい21(MM21)地区60、61街区の市有地で公募していた開発事業者を、ケン・コーポレーション(本社・東京都)を代表企業とする企業グループに決定したと発表した。2万人規模の音楽専用アリーナと、ホテル、オフィス、展示施設の4施設から成り、2021年度に完成予定。
61街区はかつてマリノスタウンのあった場所。市によると、60、61街区の一部(約3万平方メートル)に建設されるのは、(1)音楽専用アリーナ(地上5階建て、延べ床面積約3万3千平方メートル)(2)ホテル(地上21階建て、同約1万9千平方メートル)(3)賃貸オフィス棟(地上20階建て、同約1万4千平方メートル)(4)展示施設棟(地上2階建て、同約500平方メートル)の4施設。
コンサートイベントに特化した日本最大級の音楽アリーナを中心に、玩具コレクションを軸とした展示や、宿泊機能などもエリア内に備えることで「多くの集客が見込め、周辺地区を含めたにぎわい向上が期待できる」(市みなとみらい21推進課)という。
今後、基本計画協議など必要な手続きを進め、土地売買契約を締結。19年6月に着工予定。土地の売却金額は再算定後に確定する。
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