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(写真・神奈川新聞社)

 

フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」の解禁に合わせ、箱根小涌谷ユネッサン(箱根町二ノ平)で16日、「ボージョレ・ヌーボー風呂」が登場した。同館は「全身で秋の風物詩を味わってもらえたら」と話している。30日まで。

 

同館で使用するボージョレ・ヌーボーを製造するラブレ・ロワ社によると、フランスでは今夏非常に暑く雨が少なかったため、ブドウの実が小ぶりになり、味が濃縮。ワインの仕上がりについて「香りが強く、果実感が強い」と評価する。

 

風呂も“解禁”となったこの日、ボージョレ・ヌーボーやブドウジュースが配布され、来館者は「ボジョレー」の発声で乾杯。ソムリエによりワインボトルが開栓され投入されると、取れたてのブドウの香りに酔いしれた。

 

藤沢市から家族で訪れたマッサージ師の竹内梨紗さん(30)は「香りがしつこくなく、おいしくて飲みやすい。肌にたくさん塗り、風呂も気持ちよかった」と笑顔だった。

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