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(写真・神奈川新聞)

 

相模原市、愛川町、清川村にまたがる宮ケ瀬ダムで行われている観光放流で、2017年度の見学者数が10万1100人に上り、過去最多を更新した。近年のダム人気もあって、観光放流がスタートした02年度(1万2732人)から約8倍に増加した。国土交通省・相模川水系広域ダム管理事務所が7日までに公表した。

 

観光放流は4月から11月まで70日間実施し、11月29日で全日程が終了した。実施日には原則1日2回、高低差70メートルの放水口から毎秒30立方メートルの水が6分間放出される。ごう音とともに落下する壮大な水流や晴天時には虹が見えることもあって人気を集めている。夜間放流も好評で、年間見学者数は昨年度(7万5276人)と比べて1・3倍に増えた。

 

同事務所は「圏央道の開通でアクセスが向上したことも追い風だった」と説明した。

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