image

(写真・神奈川新聞社)

 

桜をモチーフにした作品を多く手掛ける平塚市在住の日本画家、後藤真由美さん(35)の個展「−映(えい)−」が7日から、東京都内で開かれる。「画面の中に風を吹かせ、咲き誇る格好良さ、はかなく舞い散る花びらの動きを表現したい」と描いた新作などを出展する。

 

後藤さんは全国各地の桜の名所に通い詰め、徹底した観察と精緻なスケッチを基に作品を制作する。「写真ではなく、枝ぶりや花びらの形など一本一本線を引いていくことで生命力ごと描きたい」という。

 

初の個展開催から10周年となる今回は、そうして描いた桜をはじめ、ツバキやバラなど花をモチーフにした新作20点を含む25点を展示予定。「ずっと見ていたいと思う出合いがあればうれしい」と来場を呼び掛けている。

 

13日まで、池袋駅東口の西武池袋本店6階アート・ギャラリーで。午前10時〜午後8時(最終日は午後4時まで)。入場無料。

関連カテゴリー:
関連タグ: