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(写真 神奈川新聞)

 

相互保育でママも笑顔に-。母親らが2組に分かれ、片方が子守をしている間に、もう片方がヨガや体操などを楽しむ企画が横浜市都筑区内で人気だ。子育て中の母親が多い区内の育児支援サークル「ハッピー☆スマイル」が区民利用施設と連携して行っている取り組みで、母親の健康増進や育児不安の解消にも役立つという。

 

11日から区内のつづきの丘小学校コミュニティハウスの自主企画として始まった「相互保育でママヨガ」(全8回)には、7人の母親が子連れで参加。2グループになり、片方がヨガに励み、もう片方は子守。施設やサークルのスタッフも子守に加勢。40分で前半が終わり、後半はヨガと子守が入れ替わる。全体で1時間半。区内から7カ月の男児と参加した加藤佳保里さん(29)は「いっとき育児の手が放れ、体がほぐれて良い気分転換にもなった」と笑顔を見せた。

 

相互保育は2011年ごろから国内で動きが出始め、横浜では「かわりばんこ保育」とも呼ばれる。同サークルは14年、区内の仲町台地区センターで行われた相互保育の単独企画を継続的に行う目的で発足。3児の母の杉山加奈子代表(41)は「健康と心身のリフレッシュに加え、仲間づくりや情報交換もできる」と推奨し、「『お互いさま』の気持ちで助け合う大切さに気付いてもらうよう支援している」という。

 

今後の相互保育の企画予定は、26日から北山田地区センターで全6回の「ビューティ・エクササイズ」が、5月30日から仲町台地区センターで全7回の「陰ヨガ」が始まる。杉山代表は「各施設と共に、母親同士がつながりを深められる場として続けていきたい」と話している。

 

参加申し込みや問い合わせは

つづきの丘小コミュニティハウス電話045(945)2949

北山田地区センター電話045(593)8200

仲町台地区センター電話045(943)9191

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