(写真・琉球新報社)
沖縄県石垣市の石垣港離島ターミナルに展示されている同市出身で元世界ライトフライ級王者、具志堅用高さんの銅像が15日午前、救命胴衣を着用し、海の事故防止へ注意を呼び掛けた。全国海難防止強調運動の一環に石垣海上保安部が企画。銅像の具志堅さんが広報係として観光客や地域住民らに救命胴衣着用や自己救命策の確保の重要性などを伝えている。
同部は観光客らにシュノーケリングやダイビングの注意点、小型船舶の運航に必要な検査の徹底や安全確保を呼び掛ける広報資料を配布。中村直人次長は「オイルの確認や見張りの徹底など小型船の安全対策を強化したい。シュノーケリングもパニックや体調不良などが事故につながる」と注意を呼び掛けた。
東京都から観光に訪れた蒲原大輔さん(27)と丸尾遥奈さん(25)は「事前に対策を知っていれば事故を防げると思う。もし海で泳ぐ際には気を付けたい」と話した。
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