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(写真・琉球新報社)

今年2月に米国で心臓移植手術を受けた翁長希羽(のあ)ちゃん(2)が、20日帰国する。「のあちゃんを救う会」が15日、県庁で記者会見し、「帰国の報告ができることを喜ばしく思う」と述べ、県民からの物心両面の支援に感謝した。同会は、寄付金の余剰金6300万円余りを、同じく海外での心臓移植を目指す「ひまりちゃんを救う会」と大阪府の「はなちゃんを救う会」に寄付した。

 

父・司さんと母・涼子さんは「笑顔の娘を抱き締めることができるのは本当に夢のようです」と感謝のコメントを発表した。ニューヨーク市内で通院しながら療養していた希羽ちゃんは、食べる量の制約などもあり、しばらく体重が増えなかったが、この1カ月は少しずつ体重も増え、容体も安定したため帰国が決まった。帰国後は、大阪府の国立循環器病研究センター病院で、一定期間通院する。

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