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(写真・琉球新報社)

 

沖縄県の東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り29日、東村高江のN1地区ゲート前で「機動隊員による沖縄を侮辱する暴言を許さない!緊急集会」が開かれた。大阪府警の機動隊員による「土人」「シナ人」発言を受け、約400人(主催者発表)が座り込んで「暴言許さんぞ」「機動隊は帰れ」と抗議の声を上げた。

 

緊急集会は基地の県内移設に反対する県民会議、東村高江のヘリパッドいらない住民の会、高江ヘリパッド建設反対現地行動連絡会が開いた。沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は「憲法で保障されたわれわれの表現の自由の権利を侵害することを許してはいけない」と強調した。

 

集会に参加した那覇市の下門龍三さん(65)は「発言は沖縄を蔑視しているとしか思えない。沖縄に対する構造的差別が機動隊員の発言の表れだ」と非難。その上で「沖縄全体に関わることだから意識を高めないといけない」と抗議の声を上げるために集会に参加した。

 

石川県から訪れた水口裕子さん(68)は「沖縄の基地負担は、私たちが加害者の面もあって申し訳ないと思っている。少しでも沖縄の現状を知ってもらうため自分にできることをしていきたい」と話した。