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支援バスで買い物を楽しむ区民=11日、本部町のもとぶかりゆし市場前
(写真・琉球新報社)

 

本部町健堅の合同会社健堅(仲栄真雅宏代表社員)は、2016年4月から毎週水曜日の午前10時から正午までの約2時間、同集落内の自家用車を持たない区民を対象に買い物支援を無料で始めている。同社は現在、同町の廃校になった本部小学校健堅分校を活用して、本部町への民泊受け入れも行っている。

 

会社設立の理念として、地域貢献などを通して利益を追求しない方針を掲げた。同集落は、個人商店が少なくなり、市街地のスーパーや市場に食料品や日用品など、生活必需品の買い物に行かなければいけない状況になった。

 

同地域から買い物に不便を感じる人々を支援するために、買い物支援のバスを運行している。具体的には、10人乗りのワゴン車を使用し自宅から店舗までを送迎する。

 

支援の運営費は、民泊の収益金で賄い、民泊受け入れの合間に職員が対応している。買い物をした後には、高齢者が多いために重たい品を自宅まで送り届けて喜ばれている。

 

与儀静子さん(73)は「車を運転できないのでとても助かる。みんなと一緒におしゃべりしながら買い物をするのが楽しい」と喜んでいた。