「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」(同実行委員会主催)が23日、閉幕した。今回は伊平屋村、石垣市などにも会場が広がり、映画上映、出演者や監督らの舞台あいさつ、タレント、お笑い芸人らのステージなど多彩な催しが各地で繰り広げられた。20日からの4日間の総動員数は約33万人(主催者発表)だった。
23日は那覇市の国際通りでレッドカーペットが行われ、俳優やお笑い芸人ら約千人が練り歩き、沿道に詰め掛けた多くの人が歓声を上げた。沖縄で撮影した映画「カーラヌカン」(浜野安宏監督)で主演を務めた県出身アーティストのGACKT(ガクト)さんは「沖縄の美しさをぎゅっと詰め込んだ映画になった。沖縄に何か貢献したいとずっと思っていたので、作品に参加できてうれしい」と話した。
女優の土屋太鳳さん、県出身お笑いコンビのスリムクラブ、モデルの玉城ティナさんらも歩いた。沿道から見ていた平良綾音さん(11)は「初めて見に来たけど、いろんな人が見られて楽しい。土屋太鳳さんがかわいくて好き」と話した。
午後4時半から那覇市の波の上うみそら公園で、クロージングセレモニーが行われた。
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