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飛行を再開し、離陸する米海兵隊のCH53E大型輸送ヘリコプター=18日午前10時42分、米軍普天間飛行場

 

【宜野湾】高江米軍ヘリ炎上を受け、飛行が停止されていた事故機と同型のCH53E大型輸送ヘリコプター1機が18日午前10時42分、米軍普天間飛行場を離陸した。県や市町村は原因究明までの飛行停止を求めていたが、在沖米海兵隊は詳細な事故原因を説明することなく、わずか1週間で飛行再開を強行した。

 

普天間飛行場では17日午前7時半すぎから複数の米兵が飛行準備とみられる作業を始めた。エンジンカバーなどを開けていた。

 

離陸したCH53Eは住宅地上空を突っ切って北東へ飛んだ。

 

在沖米海兵隊は17日、専門家らとの協議を経て決定したとして18日からの飛行再開を発表。17日朝、「日本側も納得した上で飛行再開してほしい」と発言していた小野寺五典防衛相は、発表を受け「防衛相側に十分な説明がない状況で在沖米海兵隊が一方的に発表したことは遺憾だ」と非難した。【琉球新報電子版】

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