沖縄移住8年目のharemamaです。
平日はフルタイムで働き、3歳と間もなく5歳になる2人の子育て中。
「いつコラムを書くの?」と聞かれることもよくあります。
私の執筆時間は、ほとんどバスの中。
私バス通勤なんです。
車で行くという選択肢もある。
むしろ車の方が通勤時間は短い。
だけど絶対に譲れない。
なぜなら、 私のフリータイムはこの時間だけだから。
子どもと一緒に寝落ちして、子どもと一緒に起きるから…なんですけどね!
携帯をいじると、虫のように光に集まる子どもたち。
ゆっくり携帯をいじれるのも、SNSを閲覧するのも、ネットショッピングも、バスの中の約30分だけ。
ということで、私のバスTimeは癒しの時間なのです。
移住当初の私の知識としては、
■沖縄のバスは遅れる
■手を上げないと停まらない
でした。
手あげるの?
どんな感じで?
タクシーが停まったらどうする?
ドキドキしていた私。
バス停につくと「手を上げなくても停まります」との注意書きがあってホッとしました。
しかし、沖縄のバスは…やっぱり遅れます。
バスレーンがない地域なので雨の日なんかは大幅に遅れることも。
だから余裕をもって出勤する必要があるんです。
たまに同じ系統のバスが3台続けて走っている光景を見ます…。
みんな1台目に乗るから、2台目以降って意味あるの?と思う私。
ここからは移住後に気付いたバス内の不思議の話。
◇その1:「2人用シートに1人座り」の不思議!
どうして相席しないの?
2人がけシートには殆どの確率で1人しか座っていません。
2人用のシートなのになぜ?
ウチナーンチュに聞いてみると、「ウチナーンチュはシャイだから相席に慣れてない」との回答が…!
座る時は「いいですか?」とお断りが必要とか…。
大阪なんか隙間を見たら、みんな狙ってきます!!
隣に荷物を置いて2列シートに1人で座っているなんて、非難の目が怖すぎて大阪では、とてもできません。
そして私は生粋の大阪人なので、グイグイお断りなしに相席していますよ。
◇その2:「前方だけ満員状態」の不思議
そして、なぜか前方に集まる人たち。
「今日はなんだか満員だなぁ」
「大阪の満員電車並みだなぁ」
なんて、思って後ろを見たら…
スカスカですやん!
「どうぞ皆さん後ろの方へ〜」
と笛を吹いて交通整備がしたくなるのをグッとこらえる日々。
これもウチナーンチュに聞いてみました。
そもそも車社会だから「公共交通機関のルールに慣れていない」とか。
だからか〜。マタニティマークもあまり普及していないように感じたのは。
妊娠して親子手帳をもらいにいったとき、てっきり市役所でもらえるのかと思ったら車のステッカーのみでした。
あのキーホルダーみたいなやつはもらえず…
確かに車社会の沖縄で、カバンにマタニティマークをつけてもあんまり意味ないよな…と納得。
毎日同じようなメンバーが乗り合わせるバスでマタニティマークをつけると
「また妊婦が乗ってきたー」
「私の隣に来ないでー」
なんて思われるのも嫌だなぁ…(考えすぎかな?)と、私はつけることができませんでした。
◇その3:「席を譲らない!?」の不思議
沖縄の人は心優しいイメージですが、妊婦さんやお年寄りに席を譲らないのは意外でした。
内地も一緒かもしれませんが、これもシャイからくるのかもしれませんね。
◇その4:「バス代高い〜!」の不思議
そして最後に…
バスの運賃が高すぎません?
電車がないからバスに乗る人が多いはず!
と思い、初めて乗ったときに度肝を抜かれました。
大阪に住んでいた時は200円もあれば結構遠くまで行けたのですが…
私は通勤に片道400円以上かかります。
家族の送り迎えで休日が終わる…。
と言っている人たちが多いのは、バス運賃のせいかな?
バスをもっと普及させるためにも運賃を安くしてほしいなぁ
そしたら空気も綺麗になるのに…。
なーんて!
いろいろ書きましたが、私にとってバスは癒しの時間を提供してくれる素敵な乗り物。
これからもお世話になります。