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生活者の視点を生かした質問をする女性の模擬議員たち=20日、北谷町議会

 

【北谷】女性の声を沖縄県北谷町の行政運営に生かそうと、町と町議会、町教育委員会は20日、北谷町女性議会を18年ぶりに開会した。各区の自治会や福祉、経済団体などから7人の代表が同町議会議場で質問に立った。模擬議員たちは1人6分の持ち時間の中で、人材育成や教育制度の改革、福祉事業などさまざまな分野で、市当局に鋭い質問を投げ掛けた。

 

議場には多くの町民が詰め掛け、傍聴席は満席となった。役場1階の別の部屋に設置されたスクリーンで議事の進行を見守った人もいた。

 

質問に立った上勢区自治会の與那覇由美子さんは、学校2学期制について「多子家庭では2学期制と3学期制の学校に通う子がいて混乱と負担がある」などと指摘し、3学期制に戻すよう訴えた。それに対し川上啓一教育長は、年間でバランスの良い行事配置ができることなどを理由に挙げ「今後も検証を重ねつつ、2学期制を続けたい」と答弁した。

 

町母子寡婦福祉会の新垣千秋さんは、町内での雇用創出を目的に「複合施設を建築して企業を誘致する考えはあるか」と質問。野国昌春町長が答弁に立ち「新たな複合施設の予定は現況ではないが、夢があふれる元気な町を目指すことで、企業が進出しやすいまちづくりを進めている」と述べた。

 

町議会の田場健儀議長は冒頭あいさつで「女性議会を通して議会、行政に関心を高めてもらい、協働のまちづくりを推進したい」と開催の狙いを語った。