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旧正月を前に食材などを買い求める市民ら=15日午前、糸満市糸満の中央公設市場

 

【糸満】16日は旧暦1月1日。トゥシヌユールー(大みそか)を迎えた15日、「海人(うみんちゅ)のまち」として知られる沖縄県糸満市の市中央公設市場は、旧正月用の花や食材などを買い求める多くの人で早朝からにぎわった。

 

市場には、しめ縄や豚肉、年越しそばや鏡餅の他、仏壇に供えるお菓子などが並んだ。買い物客は顔なじみの店員らと談笑しながら品定めをするなど、市場は和やかな雰囲気に包まれていた。

 

玄関先に飾る松や笹などを見ていた上原恵美子さん(70)=糸満市=は「旧正月は糸満で代々受け継がれてきた大切な行事だ。ヒヌカンにお供えする花や、中味汁の食材もそろえる」と笑顔を見せた。

 

菜の花を販売していた金城佐恵子さん(65)=那覇市=は「昔と違って市場を訪れる人も減っているが、これからも旧正月の飾り物や食材を売買できる場所が必要だ」と話した。