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先生役の赤ちゃんと触れ合い、笑顔の児童たち=26日、那覇市の若狭小学校

 

赤ちゃんとの触れ合いを通じて命の尊さや他者とのつながりを感じる「赤ちゃん先生クラス」が26日、沖縄県那覇市の若狭小学校で開かれた。NPO法人「ママの働き方応援隊」(神戸市)の業務委託を受けている沖縄校の企画で、小学校での開催は初。3年生の児童25人が5人の小さな“先生”と交流した。

 

この日は双子を含む10カ月~1歳3カ月の赤ちゃん5人とその母親4人が訪問。母親たちは子どもがおなかにいたときのエコー写真や一日の生活リズムの表を見せて成長の早さや子育ての楽しさを伝えた。

 

児童は抱っこしたり、自分と手足の大きさを比べたりして歓声を上げ、泣き出した赤ちゃんの頭を皆でなでる場面もあった。

 

仲里映南(はな)さんと砂川このはさんは「もちもちしていた。意外と重かった」と笑顔を見せた。ママ講師として初めて参加した比嘉光海(みつみ)さん(23)は「人見知りなのに今日はにこにこしていた」と息子の千喜ちゃん(1歳3カ月)の意外な一面に驚いていた。

 

赤ちゃん先生は同法人が考案したプログラムで、全国に広がった支部が学校や高齢者施設などで展開している。育児で孤立しがちな母親が社会との関わりを持ち、子育て中だからこそできる力を生かそうとの狙いもある。

 

昨年6月に開校した沖縄校は、講師とトレーナーを合わせて16人が登録している。さらに小さな組織の「学級」も那覇や浦添で活動している。

 

講師登録には6時間の講座(有料)を受講する必要がある。28日も若狭小で同様の授業を実施する。問い合わせは沖縄校(電話)098(856)8500(仲里ペイント内)。フェイスブックでも情報を発信している。