できたてのゴーヤーチャンプルーを笑顔で受け取る人たち=8日、沖縄市中央の一番街
【沖縄】「ゴーヤーの日」の8日、街中でゴーヤーを食べながら音楽を楽しみ、地域の人と交流するイベント「元祖ゴーヤーの日」(コザロータリークラブ主催)が沖縄市中央にある沖縄市一番街商店街の「コザBOX」前で開かれた。ゴーヤーチャンプルー約400食分が振る舞われたほか、音楽ライブや親子で楽しめるゲームなども開催された。
今年で32回目を迎えたイベント。「沖縄市胡屋で、5月8日の午後5時8分に、ゴーヤーを食べよう」と地域の青年が集まって始まったという。第1回のイベントに携わった当時市観光協会青年部長だった古堅宗光さん(70)は「最初は単なるだじゃれで始まったイベントだった」と当時を振り返った。今では、地域住民が毎年心待ちにするイベントとなり、「沖縄市のゴーヤーイベントが元祖だよ」と胸を張る。
コザロータリークラブ会長の川中由仁オキナワグランメールリゾート総支配人は「毎年地域の人たちが楽しみにしてくれており、大切なイベントだ」と語った。午後5時8分になると、川中会長の開会宣言とともに、ゴーヤーチャンプルーが配られた。
会場を訪れた平安名ヨシ子さん(81)=市園田=は「ゴーヤーを食べながらお友達とゆんたくするのが楽しみ」とゴーヤーチャンプルーを片手に、笑顔を見せていた。
関連カテゴリー: