(写真・神奈川新聞)

春バラが満開を迎えた小田原フラワーガーデン(小田原市久野)で21日、カップルを対象にしたウエディング撮影が行われ、来園者から門出を祝う拍手が送られた。バラ園の有効活用を考えてきた同園の企画で、今回は試行的な開催だが、希望に応じて検討していくという。

 

同園はウエディングをテーマにした一般向けの企画を模索する中で、花を体や頭に生ける「花衣」を主催している団体「ルナフルージュ」(東京・銀座)と提携。満開のバラに囲まれた2人の特別な1枚を残すウエディング撮影を立案、2月から募集してきた。

 

この日参加したのは、3月に婚姻届を出した相模原市南区のプラントエンジニア平柳悠人さん(27)と、光さん(27)夫妻。悠人さんが7月から海外への長期出張が決まり式を挙げられないため、「せめて写真だけでも、結婚したという形をつくりたい」と申し込んだという。

 

バラが大好きという光さんは、頭にもバラをまとって笑顔で撮影へ。花畑にいるような雰囲気の中でポーズを取った2人は「一生の思い出になりました」と満足した様子だった。同園のスタッフも全面協力した。

 

同園によると、今回の費用は15万円(税抜き)。八木量子園長は「今後要望が多ければ、四季を通して募集を検討したい」と話している。