はしか予防のため混合ワクチンを接種する子ども=4月12日、本島南部の小児科医院 画像を見る

県内で感染がまん延していた麻疹(はしか)について、県保健医療部の糸数公保健衛生統括監は「28日までに感染した患者99人全員が回復したとみられる」と発表した。

 

15日に感染が確認された10代男性を最後に、県内で新たな患者は確認されていない。県は終息時期について6月中旬が有力としているが、関係機関と調整した上で29日にも明確な時期を示す。

 

県によると28日現在、ワクチンの在庫数は約1万2000本。糸数統括監は全県的に終息へ向かっているが、今後も県外から持ち込まれる可能性も否定できないとして「ぜひ、今のうちにワクチンを受けてほしい」と述べ、改めて予防接種の徹底を呼び掛けた。【琉球新報電子版】

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: