(写真・神奈川新聞) 画像を見る

 

横浜・みなとみらい21(MM21)新港地区(横浜市中区)に客船ターミナル施設などの複合施設を開発する計画で、地元企業を中心に8社で構成する事業予定者設立の株式会社「新港ふ頭客船ターミナル」は4日、建設工事に着手したと発表した。完成は2019年の予定。

 

着工に合わせて事業名を「ヨコハマ・ハンマーヘッド・プロジェクト」に改称。新港ふ頭の先端に1914年に設置された歴史遺構「ハンマーヘッドクレーン」にちなみ命名した。

 

複合施設は、市と民間事業者が公民連携で開発を行うもので、敷地面積は約1万7400平方メートル、総面積は約3万290平方メートル。地上5階建てで、CIQ(税関・出入国管理・検疫)施設を中核に、「食」をテーマとした体験・体感型の商業施設や、海に面した立地を生かした高級ホテルを一体的に整備する。

 

横浜岡田屋、小此木、藤木企業、川本工業、京浜港ワッチマン業協同組合、T・Yホールディングス、横浜グランドインターコンチネンタルホテル、野村不動産の8社が参画している。

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: