支援10年を記念し、活動協力を呼び掛ける大嶺斉さん(右)ら=7月31日、琉球新報中部支社

 

【沖縄】「仲間で助け合う『模合』精神を世界に広げ、誰かの力になりたい」―。沖縄市立美里中学校33期生の11人でつくる模合「WAGAMAMA CLUB(ワガママクラブ)」がカンボジアの子どもたちを支援している。2009年からメンバー独自でバレーコートや鉛筆などカンボジアに贈る活動を続けてきた。活動開始から来年で10年を迎えるのを前に「広く協力をお願いしたい」と、多くの協力を呼び掛けている。

 

結成32年を迎えるワガママクラブは、集めた積立金を使って3年に1度、海外旅行をしてきた。しかし、90年代後半、テレビ番組などで発展途上国に学校を建設する様子を見て「形に残ることがしたい」と思い立ち、カンボジアの小学校に鉛筆やバレーボール、パソコンなど物資を送る活動を09年から始めた。

 

09年には活動開始後、初めてカンボジアを訪問。その時は、半年かけて自作した組み立て式サッカーゴールを届けたが、メンバーの大嶺斉さんは「サッカーよりバレーボールが人気だった」と振り返る。模索しながらの活動だったが、大嶺さんは「カンボジアの子どもたちの笑顔を一度見ると『また見たい』と思ってしまうんだよね」とほほ笑む。

 

今では模合メンバーのつながりもあり、活動に賛同する同年代が集まって活動を続けている。大嶺さんの紹介で活動に参加する安里保さんは、2015年に初めてカンボジアに足を運んだ。「子どもたちの目がとってもキラキラしていて、感動で涙が出てしまった」と振り返る。

 

手探りで始めた活動開始から来年で10年。10周年を前に、チャリティーライブの開催や募金箱の設置など「たくさんの方に協力してほしい」と広く協力を呼び掛けている。2019年1月には、5度目のカンボジア訪問を予定している。

寄付などに関する問い合わせは(電話)098(937)7797。

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