専門学校インターナショナルデザインアカデミーの生徒らによる服飾店「てれぽーてーしょん」=10月26日、沖縄市 画像を見る

 

【沖縄】デザイン専門学校、インターナショナルデザインアカデミー(IDA)の学生らによる服飾販売店舗「てれぽーてーしょん」が10月26~28日の3日間限定で、沖縄市の一番街内に開店した。

 

IDAの卒業制作の一環で、店舗のコンセプトや内装、洋服の仕入れ、販売まで、全てを2年生5学科の生徒たちが協力して取り組んだ。生徒たちは「服が好きな10、20代の人に届けたい」と、店舗運営に取り組んだ。

 

店舗は、一番街内にあった商店の旧「大丸商店」をリフォームした。店舗の内装や店内に掲示する映像、ポスターも生徒自らが作成、撮影して仕上げた。広報を担当する名城奈菜美さん(19)は「現実を忘れられる空間やコーディネートを提案しようと『てれぽーてーしょん』と付けた」と店舗名の由来を話した。10、20代の学生をターゲットに色とりどりの洋服を仕入れたほか、生徒自らがデザイン、制作したオリジナル商品も並べられた。店内は、SNSでも発信できるような撮影スポットを設ける工夫も施したという。

 

店長の譜久嶺果林さん(23)は「店舗を出すために、IDAの5学科のみんなも協力して完成した。服が好きな人に届けたい」と訪れる客に笑顔で接していた。

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