工事の騒音影響か 沖縄県主張の新たな根拠に 辺野古ジュゴン2頭不明
記事投稿日:2018/12/04 12:00 最終更新日:2018/12/04 12:13
国指定天然記念物で絶滅危惧種のジュゴン=2008年3月、名護市嘉陽沖(ヘリから撮影)
沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、同市嘉陽沖に生息しているジュゴン1頭(個体A)が2カ月以上確認されていない。11月28日の環境監視等委員会で沖縄防衛局が報告した。防衛局は海草藻場にジュゴンの食(は)み跡があったとして工事の影響を認めていないが、識者は「工事による騒音がうるさい日中は大浦湾に居られなくなり、夜に餌を食べに来ているのではないか」と分析する。約15年前か...