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【沖縄】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、沖縄市の桑江朝千夫市長が7日午後2時半から会見を開き、投票事務を実施しない意向を示した。

 

決断理由について、桑江市長は、沖縄市議会で再議を含め県民投票事務の予算が否決されたことに触れ「議会での否決は重く、議会を尊重する立場で決断した」と説明。さらに、普天間飛行場の危険性除去についても触れられていないとし 「マルかバツかの二者択一を市民に迫る方法も、あまりにも乱暴だ」と説明した。

 

昨年12月に開かれた沖縄市議会の定例会では、事務経費を盛り込んだ補正予算案が再議を含め2度、賛成少数で否決されていた。【琉球新報電子版】

 

 

<CP>県民投票事務を実施しない意向を表明した桑江朝千夫市長=7日午後2時半すぎ、沖縄市役所

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