「YANBARU HOSTEL(ヤンバルホステル)」の開業をめざし、地ビールを開発したARCHITECTS&BOTANICALの小山健一郎さん=3月20日、国頭村辺土名 画像を見る

 

【国頭】沖縄県国頭村辺土名で廃業した老舗の「ホテルみやしろ」を改装中の法人「ARCHITECTS&BOTANICAL(アーキテクツアンドボタニカル)」は、同ホテルを「YANBARU HOSTEL(ヤンバルホステル)」として6月1日に開業を目指している。開業に向けて、オリジナルの地ビールを開発するなど、取り組みを進めている。

 

アーキテクツアンドボタニカルCEOの小山健一郎さんは、国頭村出身の女性との結婚を機に、人口減少などの問題を抱える村を盛り上げたいと思うようになった。そこで2016年末に廃業した村辺土名の老舗ホテル「ホテルみやしろ」に着眼し、県内外から人が集まる「ヤンバルホステル」の開業を進めてきた。

 

ホステル開業に合わせて開発したビールはクラフトビール「LOVE CLASSIC(ラブクラシック)」。兵庫県にある「穂の夢」で製造した。ホワイトビールと黒ビールも製造する予定で、ホステルのレセプションが開かれる5月15日の販売を目指す。

 

小山さんはホステルをPRするため、頭に花で装飾したアフロが特徴のキャラクター「LOVE AFROMAN(ラブアフロマン)」を考案。これまで、大阪府や神奈川県、福岡県でイベントを開催し、500人以上を動員した。米国ニューヨーク州でもラブアフロマンがホステルをPRした。

 

小山さんは「ホステルを通して、人が集まるスペースをつくりたい。ホステルの屋上で国頭の星空を眺めながらオリジナルビールを楽しんでほしい」と話した。

 

アーキテクツアンドボタニカルはホステルの従業員を募集中。
問い合わせはアーキテクツアンドボタニカルの藤原新さん(電話)090(3940)7449。

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