4月15日夜から16日未明にかけて沖縄市などでばらまかれたとみられる中傷ビラ 画像を見る

 

衆院沖縄3区補欠選挙の期間中、選挙区内の沖縄市やうるま市などで「女は政治は無理 女は台所に帰れ」と女性を中傷する出所不明の印刷物が電柱などに大量に張り出された件で、糸数慶子参院議員や山内末子県議らは7日、公職選挙法(公選法)225条で定める選挙の自由妨害罪に当たるとして県警と那覇地検に対し告発状を提出した。

 

告発者は糸数氏のほか、「権力の暴圧を許さない市民の会」の仲宗根勇代表ら計8人。印刷物が糸数氏らが補選で支援した屋良朝博氏のイメージカラーと同じ配色だったことなどから「屋良氏の関係者や支援者が違法な選挙運動をしているかのように見せ掛けた」として、公選法225条第2項の「偽計詐術等不正の方法を持って選挙の自由を妨害した」ことに当たるとして告発した。同日、県庁記者クラブで会見した糸数氏は「(印刷物は)ジェンダー(社会的性差)や平等の精神に反する許されないものだ」と強く批判した。

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